退職間際に、かかってくる「謎のフォロー電話」
先日、かつて同じ会社を辞めていった先輩と居酒屋で語っていた時のこと。
話が弾む中で、ふいにこんな質問をされた。
「そういえば、人事との面談どうだった?引き止められた?」
一瞬、何のことだろうと首をかしげたが、聞いてみて驚いた。 どうやら退職直前には、人事から“謎のフォロー電話”が入るのが通例らしいのだ。
「なぜ辞めるの?」と聞かれるという儀式
先輩いわく、その電話ではこんなことを言われるのだという。
- 「なぜ辞めることにしたの?」
- 「どうすれば会社に残ってくれた?」
- 「いつでも戻ってきてほしい」
なんだか恋人にフラれたあと、未練たらしく電話する人みたいで、ちょっと面白い。
ところが、私には電話が来なかった
退職日が近づく中、私は密かにその電話を心待ちにしていた。
会社のPCもZoomもすでに返却済み。連絡が来るとしたら、自分のスマホだろう。
どんなことを話ししようか?別に会社に恨みはないし、改善もどんどん進んでいるので自分から何か提案したり言うことは何もないし。
でも、鳴らなかった。結局、退職日を迎えるまで何の音沙汰もなかった。
理由は、やっぱり学歴なのか?
後日、別の同期たちに聞いてみると、高学歴の人にはきちんとフォローが入っていたという。
なるほど、ここでも“学歴フィルター”があるらしい。
「また戻ってきてほしい」は、高学歴の元社員だけに贈られる特典らしい。
フォローはなくても、元会社への愛はある
私は専門卒のエンジニア上がり。確かに大企業にしては異例の経歴かもしれない。
それでも、20年もの間、自分なりに一生懸命やってきたつもりだ。
鳴らなかった電話は少し寂しい。でも、そんな電話があろうとなかろうと、私はこの会社が好きだし、ずっと誇りを持っている。
……って、書いておけば少しは人事の誰かが後悔してくれるかもしれない(笑)

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