リアルすぎる夏休み

退職前

42歳無職で夏休みが始まった。

やったー!みたいな感じで外で日焼けでもしてたいが、ご近所のお母様方の視線が痛すぎるのでそうもできない。

かといって家でゴロゴロしてても妻の不安を煽るだけなので、それも心苦しい。

こんな時はずっと積み上げてきたレトロゲームでもやって気を紛らすのが1番だ。少なくとも机に向かっている姿勢を見せれば、妻もリハビリ中か何かだろうと勘違いするだろう。

あの頃できなかったSFC版のドラクエ3を、レトロフリークという我々ファミコン世代に大変刺さる筐体でやっている。

ドラクエみたいに外に出ればスライムとかが出てきて、やっつければお金と経験値をもらえるような世の中だったらよかったのに。

ダーマ神殿というドラクエ界の職安に行けば、王様の一声で簡単に好きな職業に転職できるのも今の自分にはとても魅力的な世界に見える。

涼しい部屋で真っ昼間からゲームをする。

外は快晴。

後ろから突き刺さる家族の視線が痛い。

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